永住外国人参政権について
いま衆議院の委員会で永住外国人への参政権付与が議論されている。例によってマスコミは触れないが。こっそり通させようという腹だろう。
永住外国人が選挙権を持つことについて、持たせてあげてもいいのではないかと考える人もいるようだ。しかし私はこれについては反対である。これについて3点ほど書いてみたい。
ひとつめ。永住外国人になぜ参政権を与えるべきでないのか。それは、参政権は国民固有の権利だからだ。もっと簡単に言うと、国民以外は参政権を持つべきでないからだ。
…と書くと、それでは説明になっていないという人もいるだろう。これは「与えるべきでないから与えるべきでない」としか言っていないからだ。
そういう人にたずねたい。なぜ人を殺してはいけないのか。人間として、殺してはいけないから殺してはいけないのだ。当然のことだ。
参政権についても同じ。参政権は、国民だけの権利だ。これも当然のこと。説明の必要はない。だから「ダメなものはダメ」なのだ。
ふたつめ。外国人参政権とは何を意味しているのか。それは、国民の、国に対する運営権の一部を、外国人に渡すということである。つまり、国民の権利を弱めるということだ。
外国人参政権を推し進めているのは、公明、民主、共産。特に公明党である。これらの党は、日本国民の権利を弱めるための活動をしているということだ。彼らは何のためにそんなことをするのか? 彼らは日本人のための政党なのか?
みっつめ。日本人の美徳の大きなひとつは、謙譲である。この美徳は、そもそも権利のないところで群れをなして声高に権利を主張することとは対極にある。そのようなことをする外国人には、日本の意志決定をさせるわけにはいかない。
以上。よって外国人参政権は論外である。
外国に旅行してだまされる日本人が多いことから分かるように、日本人は他人に対して基本的に善を仮定する。しかし、現実には、善人も悪人もいるのが世の中だ。平等の美名を悪人が利用しないと仮定するのは世間知らずに過ぎるだろう。
日本という国は、他国の食い物にされるには惜しいほど素晴らしい国なのだが、まだそれに気づいていない人が多いようだ。