規則や仕組みに頼りたがる性格
痛いニュース(ノ∀`) : 「エスカレーター、歩かないで」 名古屋や横浜の地下鉄など…「歩く人のため、関東は右空け・関西左空けルール」は思い込み? - ライブドアブログ
気になり始めてからもう何年も経つが、世の中にはどうも一定の割合で(と言うには多すぎるほどに)「規則や仕組みに頼りたい」人がいるようだ、と感じている。
この件、ことの発端の「孫が押された」も「急かされて歩かされていた」も、普通に考えれば押すやつがバカだし急かすやつがアホだ。マナーが悪いってだけの話。ある地域で自然に、エスカレーター片側空けの慣習ができたのなら、それはそれで妥当な理由があるはず、と感じるのが真っ当だろう。それに対して、エスカレーターは歩いてはいけない、という規則を作りたがる(正確には、作って欲しがる)のは、やはり性格として特殊なグループと見てもよさそうだ。逆に、エスカレーターは必ず片側を空けるべし、という規則を作りたがるとしたらそれも同じ。
とりあえず可能性として思いつくのは、
- 自分自身で問題を解決するという心の方向性、独立心を持っていない。権力(親なども含む)への依存意識。
- 自分が問題を解決できるという感覚の欠如。無意識に無力感を持っている。
- 自分をも縛る規則を自分自身が作りたがっている、という自覚がない。自由に対する意識が希薄。
あるいは混合か。
政府がこの傾向を利用して怪しい法律を通そうとするのは多分最近に限らないことなんだろうが、いずれにせよ全体主義の温床になることは間違いないと思われる。さらに観察が必要だな。